「年末年始に新車を安く買いたい」「新車せっかくの大きな買い物だから、絶対に後悔したくない」
そんな想いでこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
新車は人生でも指折りの高額な買い物。だからこそ、少しでもお得に、そして安心して購入したいですよね。
この記事では、年末年始に賢く新車を手に入れるための具体的な方法を、業界歴10年以上の専門スタッフの知見をもとに詳しくお伝えします。
年末年始は本当に車が安くなるのか？
「年末年始は車が安い」という話を聞いたことがある方も多いと思います。
結論から言うと、年末年始は確かに新車をお得に購入できるチャンスがあります。ただし、年末と年始ではお得になるポイントが異なるため、ご自身の優先順位に合わせて購入時期を選ぶことが大切です。
例えば40代ともなれば、家族構成やライフスタイルもある程度固まってきて、車選びにも慎重になりますよね。「本当にこの新車の買い方で一番得なの？」という不安を抱えながら販売店を回るのは、正直疲れるものです。
でも、ご安心ください。この記事を最後まで読んでいただければ、年末年始の新車購入で損をしないための知識がしっかり身につきます。
年末の新車購入｜歳末セールで大幅値引きを狙う
12月は販売店が「新車を売りたい」時期
年末の12月は、多くの販売店で年間の販売目標を達成するために「なんとしても車を売りたい」という時期になります。
クリスマスや忘年会、年末の慌ただしさで実際にはお客さんが少なくなりがちなのに、販売ノルマは高めに設定されていることが多いのです。
この「売りたいのに売れにくい」というギャップが、私たち購入者にとっては大きなチャンスとなります。歳末セールでは通常よりも値引き幅が大きくなる傾向があり、うまく交渉すれば数十万円単位でお得になることも珍しくありません。新車を安く買うためのコツを押さえておけば、さらに有利に交渉を進められます。
在庫車を狙えば「安い＆早い」
販売店では「このグレードは売れるだろう」と見込んで、事前にメーカーから仕入れている在庫車があります。年末は、この在庫車を年内にさばきたいという事情から、特別価格での販売を行うケースが多くなります。
在庫車のメリットは価格だけではありません。通常、新車は注文から納車まで1〜3か月かかることもありますが、在庫車なら早ければ数週間で納車されることも。「安くて早い」を両立できるのが、年末の在庫車購入の魅力です。
年末購入で注意すべき3つのポイント
ただし、年末の購入にはいくつか注意点があります。
1.新車の年式が古くなる問題
車の年式は毎年1月1日に切り替わります。つまり、12月に購入すると、翌月には年式が1年古くなってしまうのです。将来の売却時に査定額が下がる可能性があるため、リセールバリューを重視する方は要注意です。
2.自動車税のスタート時期
車を購入して登録すると、翌月から自動車税の支払いが始まります。12月末に登録すれば1月から税金がかかるため、年始に登録した場合より1か月分多く支払うことになります。
3.年内新車登録のタイムリミット
12月中に登録を完了させる必要があるため、購入を検討するなら11月〜12月初旬には動き始めることをおすすめします。12月下旬になると、登録が間に合わず値引き交渉がしにくくなることもあります。
年始の車購入｜初売りで特典＆オプションをゲット
初売りセールは「お年玉特典」が魅力
年が明けた1月は、各販売店で新車の初売りセールが行われます。「車の初売り」は一般的に1月4日〜5日頃から始まり、1週間程度続くことが多いです。
年始のセールは、年末ほどの大幅値引きは期待しにくいものの、オプションパーツのプレゼントや特別なキャンペーンが用意されていることが大きな特徴です。
たとえば、こんな特典が用意されることがあります
これらのオプションは通常購入すれば10万円以上するものも多く、実質的な値引きと同等の価値があります。
年式が1年得する仕組み
1月に新車を購入する最大のメリットは、年式を最大限活用できることです。1月に登録すれば、次に年式が変わる翌年の1月まで12か月間あります。3月の決算期に購入した場合と比べると、約3か月分お得に年式を使えることになります。
将来的に車を売却することを考えている方にとって、この年式の違いは査定額に影響するため、無視できないポイントです。
年始購入の注意点
年始は1年で最も車が売れにくい時期とも言われています。数か月後には決算月の3月が控えているため、販売店側も「今、無理して大幅値引きしなくても…」という心理が働くことがあります。
そのため、価格交渉よりもオプションや特典を重視した交渉をする方が、良い条件を引き出しやすい傾向があります。
年末と年始、結局どちらがお得？
あなたの優先順位で選ぶのが正解
「年末と年始、どちらで買うべき？」という質問に対して、一概にどちらが良いとは言えません。なぜなら、何を優先するかによって最適な購入時期は変わるからです。
| 優先したいこと | おすすめ時期 | 理由 |
|---|---|---|
| 車両本体の値引き幅 | 年末（12月） | ディーラーの販売目標達成のため値引きに応じやすい |
| オプションや特典 | 年末（12月） | 初売りキャンペーンで豪華特典がつきやすい |
| 年式を長く活用したい | 年始（1月） | 年式が新しくなり、将来の売却時に有利 |
| すぐに納車してほしい | 年末（12月） | 在庫車が豊富で早期納車が期待できる |
| 自動車税を節約したい | 年始（1月） | 1月登録なら2月から課税スタート |
例：40代の賢い選択とは
40代の方を例にあげてみましょう。
40代ともなれば、車を5〜7年程度乗って買い替えるという方も多いのではないでしょうか。その場合、購入時の値引き額だけでなく、売却時のことも考えた「トータルでの損得」を考えることが重要です。
たとえば、年末に10万円安く買えたとしても、売却時に年式の関係で15万円査定額が下がれば、結果的には損をしてしまいます。
一方で、「この車は長く乗るから売却は考えていない」という方なら、年末の大幅値引きを最優先にするのも賢い選択です。
大切なのは、ご自身のカーライフプランに合った選択をすること。焦って決める必要はありません。
新車を安く買うための3つの鉄則
年末年始に限らず、新車を賢く購入するために押さえておきたいポイントをお伝えします。
複数の販売店で見積もりを取る
同じ車種でも、販売店によって値引き額やサービス内容は異なります。最低でも2〜3店舗で見積もりを取り、支払総額で比較することが基本です。販売店との交渉術を身につけておくと、より有利な条件を引き出せるでしょう。
「車両本体価格」だけでなく、税金・保険・登録費用などを含めた**「乗り出し価格」**で比較することを忘れずに。
下取り車の査定も複数で
今乗っている車の下取り価格も、店舗によって大きく異なります。下取りを前提にしている場合は、買取専門店の査定も併せて取ることで、数万円〜数十万円の差が出ることも珍しくありません。
支払い方法で総額が変わる
現金一括、オートローン、残価設定ローン、カーリース…支払い方法によって、最終的な支払総額は大きく変わります。
それぞれの特徴を簡単にまとめると
| 支払い方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 現金一括 | 金利がかからず総額が最も安い | まとまった資金が必要 |
| オートローン | 手元資金を残せる | 金利がかかる |
| 残価設定ローン | 月々の支払いを抑えられる | 走行距離制限あり、最終的に返却の場合も |
| カーリース | 税金・車検込みで月額固定 | 所有権がリース会社 |
ご自身の家計状況やライフプランに合わせて、無理のない支払い方法を選ぶことが大切です。
販売店選びで「安心」も手に入れる
ディーラーとサブディーラーの違い
新車を購入できる場所は、大きく分けて「正規ディーラー」と「サブディーラー（販売店）」があります。
正規ディーラーは特定のメーカー車のみを扱い、メーカー基準の整備やサポートが受けられる安心感があります。一方で、価格面ではやや硬めの傾向があります。
サブディーラーは複数のメーカーの車を扱っているため、メーカーの垣根を越えて比較検討できます。また、価格交渉にも柔軟に応じてくれることが多く、最大50万円引きといった大幅値引きが期待できるケースもあります。
地域密着の販売店という選択肢
全国に店舗を展開する「新車市場」のような販売店では、全メーカーの新車を比較検討でき、さまざまな支払いプランから選べるというメリットがあります。
新車市場では、お客様のライフスタイルや予算に合わせて、現金購入からカーリース、残価設定ローンまで、幅広い選択肢をご提案しています。また、全国の加盟店で新車を大量に仕入れているため、お得な価格でのご提供が可能です。
大切なのは、価格だけでなく「購入後の安心」も含めて販売店を選ぶこと。アフターフォローの体制や、担当スタッフとの相性なども、長い付き合いになる車選びでは重要なポイントです。
年末年始の新車・車購入でよくある質問
- Q年末と年始、車の値引き交渉しやすいのはどちら？
- A
一般的には年末（12月）の方が新車の値引き交渉がしやすい傾向にあります。
12月はディーラーが年間販売目標を達成するために「なんとしても売りたい」時期。特に在庫車は大幅値引きが期待できます。一方、1月は初売り特典でお得になりますが、大幅な値引きは難しいことが多いです。
- Q年末に車を購入して年式が古くなるデメリットはどのくらい？
- A
将来の車売却時に、年式の違いで5〜15万円程度の差が出ることもあります。
ただし、車種や走行距離、状態によって査定額は大きく変わるため、一概には言えません。長く乗り続ける予定の方は、そこまで気にしなくても良いでしょう。
- Q中古車も年末年始で価格が変わりますか？
- A
中古車は新車ほど年末年始で大きな価格変動はありません。
中古車は年式があらかじめ決まっているため、年をまたいでも価格に大きな影響はないことがほとんどです。欲しい車が見つかったタイミングで購入を検討するのがおすすめです。
- Q年末年始は販売店が混雑しますか？
- A
年始の初売りは比較的混雑することがあります。
特に初売り初日は来店客が多くなる傾向があるため、じっくり相談したい方は少し日にちをずらすか、事前に来店予約をしておくとスムーズです。
40代だからこそ知っておきたい新車購入の心得
ライフステージに合った車選びの重要性
40代は、人生の中でも車の選び方が大きく変わる時期です。子育て真っ最中の方もいれば、子どもが独立して夫婦二人の生活になる方もいらっしゃいます。また、親の介護が始まるなど、家族構成やライフスタイルの変化が多い年代でもあります。
だからこそ、「今」だけでなく「5年後、10年後」を見据えた車選びが大切です。たとえば、今は子どもの送迎で大きなミニバンが必要でも、数年後には夫婦二人でゆったり乗れるSUVの方が使い勝手が良くなるかもしれません。
新車市場の販売店スタッフは、こうしたライフプランも含めたご相談を承っています。「今の車の使い方」だけでなく「これからの暮らし方」も一緒に考えながら、最適な1台をご提案いたします。
リセールバリューを意識した車種選び
40代で新車を購入する場合、5〜7年後に買い替えることを前提に考える方も多いでしょう。その際に重要になるのが「リセールバリュー（再販価値）」です。
リセールバリューが高い車の特徴
たとえば、300万円の人気SUVと200万円のコンパクトカーを比較した場合、購入時は100万円の差があります。しかし、5年後の下取り価格が人気SUVで180万円、コンパクトカーで60万円だとすると、実質的な負担額は人気SUVが120万円、コンパクトカーが140万円となり、
初期費用が高い車の方がトータルでお得というケースも珍しくありません。
新車市場では、こうした将来の資産価値も含めた後悔しないためのアドバイスを行っています。
無理のない予算設定のコツ
新車購入で後悔しないためには、無理のない予算設定が欠かせません。
一般的な目安として、カーローンを利用する場合は年間の返済額が年収の25〜35％以内に収まることが理想とされています。また、月々の支払いは手取り月収の15％以内が無理のない範囲です。
ただし、車は購入費用だけでなく維持費もかかります。ガソリン代、駐車場代、任意保険、車検費用、メンテナンス費用など、年間で数十万円の出費になることも。これらのランニングコストも含めて予算を考えることが大切です。
例：年収400万円の場合の目安
「思ったより予算が少ない…」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。でも、ご安心ください。カーリースや残価設定ローンを活用すれば、月々の支払いを抑えながら憧れの新車に乗ることも可能です。いわゆる「新車が半額になるカラクリ」を活用した賢い買い方です。
後悔しない車選びのために
焦らず、納得のいく選択を
車は高額な買い物だからこそ、焦って決める必要はありません。「年末だから急がないと」「初売りを逃したら損かも」と思うかもしれませんが、本当に大切なのは、ご自身が納得できる1台を見つけることです。
年末年始のセールは確かにお得なチャンスですが、それ以外の時期でも決算期（3月・9月）やボーナス時期（6〜7月）など、お得に購入できるタイミングはあります。
まずは相談から始めてみませんか？
「自分に合った車がわからない」「予算内で良い車が見つかるか不安」という方は、まずは販売店で相談してみることをおすすめします。プロのスタッフに相談することで、自分では気づかなかった選択肢が見つかることもあります。初心者向けの賢い買い方を参考にしながら、後悔のない車選びを進めましょう。
新車市場では、全国の加盟店でお客様のご相談をお待ちしています。全メーカーの新車から、お客様のライフスタイルや予算に合った最適な1台をご提案いたします。
年末年始に新車を安く買うポイント
ここまでのポイントをまとめます。
✅ 年末（12月）は車両本体の値引きが期待できる
✅ 年始（1月）はオプション・特典でお得に
✅ どちらを選ぶかは「優先順位」で決める
✅ 賢い購入のための3つの鉄則
新車購入は人生の大きなイベントの一つ。この記事が、あなたの後悔しないカーライフの第一歩となれば幸いです。
新車市場について
新車市場は、北海道から沖縄まで全国展開する新車販売ネットワークです。国産全メーカー・全車種の新車を取り扱い、現金購入からカーリースまで、お客様のライフスタイルに合わせた多彩な購入プランをご用意しています。
「新車の買いやすさ地域No.1」を目指し、お客様一人ひとりに寄り添ったご提案をさせていただきます。
